1日で歌が上手くなる方法

2024年01月19日 19:00

こんにちは!

1月。
早い。
とにかく早いですね。

こうして気づいたらあっという間に12月31日になるのではと思っている栗林です。


『1日で歌が上手くなる方法』
という題名での今日の内容ですが…。

まず、結論からお伝えしますね。
それは、、、


あります。


ビックリされた方もいらっしゃるかもしれませんが、1日で変化をするのは確かです。


音程やリズム、また歌に大切なアナリーゼ。
アナリーゼとは、別名、楽曲分析。
その曲の作曲家の時代背景から、また楽譜の中から読み解いて、どのように演奏するか、
また、どのような解釈で演奏するか、という細かい曲の分析になります。

この全てを1日のレッスンの中で集中して体験することで、今までとは違った歌が歌える、上手くなることは間違いありません。


なのですが、
習い事には成長がつきもの。
ファーストフードのようにすぐに出来上がってお手軽に手に入るものは、一瞬でその喜びや体験は過ぎていきます。


スポーツや勉強も同じだと思いますが、
続けたら続けるだけ、自分への自信がつくのはもちろんのこと、技術やコツが身につきます。音楽も同じで、ピアノもヴァイオリンも
声楽も、どの楽器でも、練習なくして、本当の意味で上手くはなれないのが正直なところです。


そこで一番大切なのが、まず、レッスンする生徒さんご本人が、何を目的にレッスンを受けるかということ。
ただただ長くレッスンを続けたからといって
目標があって学ぶのと、何も考えないで学ぶのでは、雲泥の差があります。

更にお伝えすると、本番の舞台経験をされることで確実に上達します。
これは、私もお世話になっているダンス教室の代表の先生もFacebook等で書かれていましたが、

『上手くなったら発表会にでます。』

とおっしゃる方は、一向に発表会に出演することなく、習い事を辞めてしまうのです。

私たちプロでも、自分の演奏が
『自分上手いなぁ、最高だなぁ。』
なんて瞬間、ほぼないです。笑

もちろん、あれができたこれが良かった、
はありますが、もっとこうしたい、次はここを更に良くしよう、と、更に高みを目指して
本番に臨んでいます。
ですので、本番の舞台を踏むのも必須だと考えています。


そして、スポーツでもダンスでも、体のフォームを学んだり、自己練習したりしますよね。
音楽も一緒です。
これを1日や数ヶ月だけで学ぶのはかなり大変なこと。
体は普段のクセがありますので、
フォームは時々でも見てもらうけどが大切です。
その中で、体の背術を行うプロの方にマッサージしてもらったりして、また新たに整えて、自分のパフォーマンスを維持しているんです。


昔、親子様から
『歌は練習しなくていいから娘にはじめさせたんです。アハハハハ。』
と言われた時があり、切ない気持ちになったことがあります。

声が楽器の人たちはメンテナンス含め、
常に自分の体と対話しながら演奏活動のために色々と準備したり意識をしています。
状態をキープし続けたり、心も体もベストな状態でパフォーマンスをするには、日頃の練習、訓練が必要不可欠です。


もちろん、趣味で歌っていく場合はそこまで追い詰める必要はありませんが、せっかく習っているなら、ただただ楽しくカラオケで歌うのとは違う、ほんの少しでも更に上達した
ご自身の変化を楽しんでほしいと思っています。


1日で昨日より上手くなることはできても、1日だけで目指すに技術を手に入れるのは難しいという結論でした。


でも、その1日、1日の積み重ねが、明日以降の自分を作ります。
是非、新しい自分の成長を、レッスンで楽しんでいただけたら嬉しいです。


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